訪問看護ステーションにおける感染予防対策の概要を記載します。
感染の媒介とならないよう、細心の注意を払いながらのサービス提供をいたします。
(1)スタンダードプリコーションの徹底。
※スタンダードプリコーションとは、すべての利用者の汗を除く分泌物(血液・体液)、排泄物、損傷した皮膚、粘膜を感染性があるものと見なして取り扱う事。
(2)訪問宅にて必ず手洗いをする。手拭きは自宅よりタオルまたは事務所よりペーパータオルを持参。
(3)一行動につき、アルコール消毒・手洗いの徹底をする。
(4)複数の人が触れる可能性がある場所や物は、感染のリスクがあるものと考え、触った後はアルコール噴霧による手指消毒を行う。
(5)訪問中もそれ以外も、適宜換気を行う。
(6)訪問に携帯しているファイルはアルコールにて消毒する。
(7)訪問バッグはアルコールで1回/日に消毒する。
(8)訪問終了し、帰宅した際は訪問時同様、着ていた衣服はすぐに脱衣して洗濯する。帰宅時は手洗い、うがいを徹底。可能であれば速やかにシャワー、または入浴を行う。
(9)自宅でもアルコールや除菌シートを持っているスタッフは自宅内での環境整備も徹底する。
(10)毎朝の体温測定は継続して、報告出来るよう個々で数値は把握しておく。
(11) 事務所内で集まる頻度を可能な限りで減らし、職員同士の濃厚接触を避ける。そのために、自宅から利用者宅へ直接訪問に向かう。
(12)バイク通勤が可能なスタッフは直行直帰。公共機関を使用する場合も事務所内では更衣とバックを受け取るのみとして、バイクまたは自転車に乗り換えて利用者宅へ訪問。